キャラクターイラスト:さゆ吉様, 麻雀牌等の素材イラスト:Ella_why様
今回の記事では、麻雀の点数計算のやり方について解説していきます。
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印刷して使える!点数計算pdf
麻雀の得点計算の補助となるpdfファイルです。印刷して使ったり、タブレットで確認しながら麻雀を打つといった使い方をお勧めします。
なお、以下のpdfファイルは、個人利用、商用利用問わず二次配布はご遠慮ください。
符計算の一覧表

【符計算一覧pdf サンプル】
点数計算の早見表

【点数計算早見表pdf サンプル】
点数計算の基本原理
初期点は25,000点!点棒で得点のやり取りを行う
麻雀の得点は、ゲーム開始時に初期得点が配られ、ゲームの進行とともに各プレイヤーで点棒を受け渡しすることで処理します。初期点は取り決めによって異なりますが、一般的なルールでは25,000点となります。この場合、4人のプレイヤーの合計点は常に100,000点となるのです。

【点棒の配り方】
親か子か、ツモかロンか
麻雀の得点のやり取りは、親か子か、ツモ和了かロン和了かで異なります。詳細な点数計算ができない人でも、ここの違いは押さえておく必要があるでしょう。
親が和了すると、子の場合に比べて役1.5倍の得点を獲得できます。またツモ和了なら、他の3人のプレイヤーがそれぞれ得点の支払い、ロン和了なら振り込んだ人が一人で支払います。
親か子か、ツモかロンか
役ごとの得点は?
役で得点が決まるわけではない
麻雀初心者の方の中には、役によって得点が決められていると勘違いしている方もいらっしゃると思います。しかし、麻雀の得点は役ではなく、『翻(ハン/ファン)』とか『符(フ)』で決まります。
役で翻、手牌の種類で符が決まるため、同じ役であがったとしても得点が異なる場合も多々あるのです。
役と翻
役ごとの翻は、以下のようになります。なお、役によっては、メンゼンで和了した場合と、鳴いて和了した場合で翻が異なる場合もあります。
役ごとの得点
翻と符で得点を計算しよう!
翻は役とドラで決まる
翻の計算は、役による翻数に加え、ドラの枚数が関わります。ドラが1枚あるごとに1翻追加となります。
符は手牌によって決まる
符の計算は、和了したときの手牌によります。以下の表のように、必ず加点となる副底(フーテイ)20符に加え、和了の仕方による符、面子による符、雀頭による符、待ちによる符を合計して算出します。
翻と符の計算
翻と符から得点計算する
翻と符が求まったら、以下の式に基づいて基本点を算出します。さらに、基本点をもとに以下の表を基に各プレイヤーの支払額を求めます。なお、支払うときは100点単位になるように切り上げします。
点数計算の式
【麻雀の得点計算式】
5翻以降は固定の得点に
上記の式で計算すると、翻が増えるごとに得点が倍々になるため場合によっては数億点にもなってしまうことがあります。そのため5翻以上の場合は得点があがり過ぎないように、下記の表に基づいた固定の得点として処理します。
ウマとオカ、清算方法
麻雀のゲームが終了したら、得点に基づいて清算を行い、最終的なポイントを算出します。この時、『ウマ』と『オカ』という処理を行います。
ウマとオカ
まとめ