点数計算

翻と符の計算方法

投稿日: 08/02/2021 更新日:

キャラクターイラスト:さゆ吉様, 麻雀牌等の素材イラスト:Ella_why様

了平
麻雀の得点は、翻と符で計算するんだったよね…。難しそうだけど、避けて通ることはできなさそうだね…
和子
じゃあ今回は、いよいよ翻と符の計算方法を見ていくよ!

今回の記事では、翻と符の計算方法を見ていきます。

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翻の計算方法

役による翻

翻(ハン/ファン)』は、基本的には和了したときの役によって決まります。役によって獲得できる翻数が決まっているため、それに基づいて翻数が計算されます。なお、和了形が複数の役の条件を満たしていた場合は、その分翻数も足し合わせて計算していきます。

了平
それぞれの役の翻数は、以下の記事でも見てきたね!

 

ドラによる翻

和了したときに手牌にドラがあれば、その分翻数を足していきます。ドラ1枚につき1翻となります。

麻雀用語を覚えよう

役(やく)

麻雀牌の特別な組み合わせのこと。

和了(あがり/ホーラ)

役を揃えて他家に公開すること。和了となると、得点を得られる。

翻(ハン/ファン)

和了したとき、役に応じて得られるポイントのこと。得られた翻と符で点数計算を行う。

ドラ

和了した時に手牌の中にドラがあると枚数当たり1翻加算となる。

 

符の計算方法

符の計算方法は以下の表のようになります。

ここから符計算について、もう少し詳しく見ていきます。

 

①副底(フーテイ):20符

どんな和了形であっても、必ず20符加算されます。この20符を、『副底(フーテイ)』といいます。

 

②和了の仕方:0~10符

和了の仕方によって符が加算されます。ツモ和了は一律2符、メンゼンでのロン和了は10符の加算になります。鳴いてロン和了した場合は、特に符の加算はありません。

和子
メンゼンでツモ和了なら、『メンゼンツモ』っていう1翻役がつくの!メンゼンの時は、ロンなら10符、ツモなら1翻のボーナスって考えるとわかりやすいかもね!

 

③面子×4:それぞれ0~32符

順子(シュンツ)には符の加算はなく、刻子(コーツ)、もしくは槓子(カンツ)になった場合のみ符の加算があります。

明刻(ミンコ) ⇒ 暗刻(アンコ) ⇒ 明槓(ミンカン) ⇒ 暗槓(アンカン)の順に加算される符は倍々になっていきます。

【符は倍々に増える】

【符は倍々に増える】

また、么九牌(1・9の牌もしくは字牌)ならさらに倍となります。

【么九牌ならさらに倍】

【么九牌ならさらに倍】

 

④雀頭:0~2符

役牌の雀頭なら2符の加算となります。

【役牌の雀頭なら2符】

【役牌の雀頭なら2符】

 

⑤待ち:0~2符

待ち牌が1種になるような待ち方だと、2符の加算になります。具体的には、リャンメン待ち、シャンポン待ちなら0符、タンキ待ち、カンチャン待ち、ペンチャン待ちなら2符になります。

【待ちが1種だと2符】

【待ちが1種だと2符】

 

最終的に10の倍数になるよう切り上げする

上記の①~⑤の符をすべて足し合わせたら、10の倍数になるよう切り上げします。例えば合計が22符となったら、切り上げて30符とします。これで符計算は完了です。

 

麻雀用語を覚えよう

符(フ)

和了したとき、手牌の種類に応じて得られるポイントのこと。得られた翻と符で点数計算を行う。

副底(フーテイ)

符計算の際に必ず加算される20符のこと。

門前(メンゼン)

ポン、チーなどの鳴きをしていない状態のこと。

ロン和了

他家が自分の和了牌を捨てたとき、その捨て牌を奪ってあがること。

ツモ和了

ツモった牌が和了牌だったとき、そのままあがること。

面子(メンツ)

役を作るために必要な、3枚1組の麻雀牌の組み合わせのこと。上がるためには面子が4つ必要になる。

順子(シュンツ)

面子の一種。同じ種類で数字が連続した3枚の麻雀牌の組み合わせのこと。

刻子(コーツ)

面子の一種。種類も数字も全く同じ3枚の麻雀牌の組み合わせのこと。

暗刻(アンコ)

ポンやロンなどせずに、ツモった牌のみで揃えた刻子のこと。

明刻(ミンコ)

暗刻以外の刻子のこと。

槓子(カンツ)

全く同じ種類の麻雀牌4枚の組み合わせのこと。4枚組だが面子として扱う。

暗槓(アンカン)

自分の手牌の中から同種の麻雀牌4枚を公開し、槓子を作る手順のこと。またそうして作られた槓子のこと。

明槓(ミンカン)

大明槓(ダイミンカン)、小明槓(ショウミンカン)の総称。他家の捨て牌を使ってカンをすること、もしくはそうして作られた槓子のこと。

中張牌(チュンチャンパイ)

数牌の内、2~8の牌のこと。

么九牌(ヤオチュウハイ)

1・9の牌と字牌の総称。

雀頭(ジャントウ)、アタマ

役を作るために必要な、2枚1組の麻雀牌の組み合わせのこと。上がるためには雀頭が1つ必要になる。

役牌(ヤクハイ)、翻牌(ファンパイ)

自風牌、場風牌、三元牌の総称。

両面待ち(リャンメンまち)

手牌の中に数字が連続する2枚の牌の組み合わせがあり、その牌の両隣の牌が和了牌となっている状態のこと。(例:手牌[4,5]、和了牌3 or 6)

シャボ待ち、シャンポン待ち

面子3組、対子2組ができている状態で、対子を作っている2種の牌が和了牌になっている待ちのこと。(例:手牌[2,2,5,5]、和了牌2 or 5)

単騎待ち(タンキまち)

面子が4組できていて、あとはアタマが1組できれば和了できる待ちのこと。(例:手牌[5]、和了牌5)

カンチャン待ち

手牌の中に数字が1つ飛ばしの2枚の牌の組み合わせがあり、その牌の真ん中の数字の牌が和了牌となっている状態のこと。(例:手牌[4,6]、和了牌5)

ペンチャン待ち

[1,2]もしくは[8,9]の牌があり、3もしくは7が和了牌になっている状態のこと。

 

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翻と符の計算例

それでは、以下の例を用いて実際に翻と符の計算を行ってみます。

【翻と符を計算してみよう】

【翻と符を計算してみよう】

翻の計算例

この場合、役は『役牌(ヤクハイ)』と『一気通貫(イッキツウカン)』の2種類です。また、ドラ表示牌が四萬のため、五萬がドラになっています。

役牌は1翻、一気通貫はメンゼン2翻の鳴き1翻、ドラ1枚のため、1翻+1翻+1翻=計3翻となりました。

 

符の計算例

まず、副底(フーテイ)が20符になります。

次に和了の仕方を見ると、鳴きでツモ和了しているため、2符の加算となります。

面子を見ると、發の暗刻(アンコ)が1組あります。發は役牌のため、8符の加算となります。それ以外は順子のため加算はありません。

雀頭は、役牌ではないため符の加算はありません。

待ちはタンキ待ちのため、2符の加算となります。

 

以上、すべて足し合わせると20符+2符+8符+0符+2符=32符で、切り上げると40符となりました。

了平
和了するたびにこの計算をしなきゃいけないのか…。かなり大変そうだな…

麻雀用語を覚えよう

ドラ表示牌

ドラを示すための牌。この牌自体はドラでも何でもない上、プレイヤーの手牌に渡ることもない。

 

例外的な符計算、七対子(チートイツ)と平和(ピンフ)

七対子(チートイツ)は一律25符

七対子(チートイツ)』は、7つの対子を揃えると成立する役です。普通の役と異なり雀頭と面子がないため、上記に基づいた符計算ができません。

そのため、七対子(チートイツ)は一律25符として扱います。

【七対子(チートイツ)の和了例】

【七対子(チートイツ)の和了例】

 

平和(ピンフ)は、ツモ20符、ロン30符で一律

平和(ピンフ)』は、4つの面子がすべて順子で、雀頭が役牌以外で、リャンメン待ちであがった時に成立する1翻役です。

【平和(ピンフ)の和了例】

【平和(ピンフ)の和了例】

平和(ピンフ)』の符について、上記に基づいて計算すると、副底(フーテイ)が20符、面子は全て順子なので0符、雀頭は役牌でないので0符、待ちはリャンメン待ちなので0符、メンゼン役なのでツモなら2符、ロンなら10符となります。

全て足し合わせると、原則通りならツモ22符、ロン30符となるはずです。

しかし、平和(ピンフ)の場合は例外的に、一律でツモ20符、ロン30符として扱います。

 

食い平和形は30符

符計算すると副底(フーテイ)の20符しかつかないような場合がありますが、例外的に30符として扱います。

具体的には、平和(ピンフ)のように4つの面子がすべて順子で、雀頭が役牌以外で、リャンメン待ちの形であって、かつメンゼンでなくロン和了した場合です。このような形を、『食い平和形』と呼ぶ場合があります。

例えば以下の例は、タンヤオが成立している食い平和形です。この場合は符計算すると20符となりますが、30符として扱います。

【食い平和形の例】

【食い平和形の例】

和子
20符になるのは平和をツモ和了したときだけなの!それ以外の和了形は、七対子なら25符、それ以外なら最低30符からって考えておいてね!

 

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翻と符の計算ができたら?

翻と符の計算ができたら、計算式に当てはめて支払額を算出します。計算式については、以下の記事で詳しく解説しています。

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まとめ

和子
今回は、翻と符の計算方法について解説したよ!

POINT

  • 翻は、役の翻数+ドラの枚数
  • 符は、副底20符+和了の仕方+面子+雀頭+待ち
了平
思っていた以上に複雑で、ちょっと覚える気なくしちゃったよ…

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