点数計算

点数計算の基本

投稿日: 08/02/2021 更新日:

キャラクターイラスト:さゆ吉様, 麻雀牌等の素材イラスト:Ella_why様

了平
麻雀の点数計算ってなんだか難しそうだよね…
和子
じゃあ今回は、初心者向けに点数計算の基本のキを解説していくね!

今回の記事では、麻雀の点数計算の基本を解説していきます。

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麻雀は、得点を競うゲーム

麻雀は、ゲーム終了時の得点を競う

麻雀は、1ゲームが終わった時の最終得点を競うゲームです。あがった回数などは関係なく、得点だけで勝敗が決まります

和子
麻雀がうまい人ほど、効率よく得点を稼ぐのがうまいの!

 

役を揃えて、和了したときに得点を得られる

麻雀において得点を得る方法は、ごく一部の例外を除き、役を揃えて和了するしかありません。役を揃えれば揃えるほど、勝利に近づくともいえるでしょう。

 

難しい役ほど高得点

麻雀では、基本的には難しい役を揃えた方がたくさんの得点を得ることができます。高難度の役を揃えれば、大量得点で一発逆転も狙えるのが麻雀の奥深いところでしょう。

了平
役を揃えてどんどん得点を増やしていくイメージだね!

麻雀用語を覚えよう

役(やく)

麻雀牌の特別な組み合わせのこと。

和了(あがり/ホーラ)

役を揃えて他家に公開すること。和了となると、得点を得られる。

 

得点のやり取りの基本

得点は、点棒でやり取りする

麻雀では、『点棒(テンボウ)』を用いて得点のやり取りをします。点棒とは、各プレイヤーの得点を表すための道具で、10,000点棒、5,000点棒、1,000点棒、100点棒の4種類があります。各プレイヤーが自分の得点に応じた点棒を常に持ち、持ち点の管理をします。

 

初期点は、25,000点

麻雀では、ゲーム開始時に各プレイヤーに初期点が配られます。初期点を何点にするかはルールや取り決めによって異なりますが、25,000点配るルールが最も普及しています。25,000点配るときは、10,000点棒×1本、5,000点棒×2本、1,000点棒×4本、100点棒×10本のセットで配るのが一般的です。

【点棒の配り方】

【点棒の配り方】

了平
最初は0点から始まるんじゃなくて、いきなり25,000点持った状態から始まるんだね!

 

プレイヤー同士で点棒のやり取りをする

麻雀において得点を獲得した場合、他家から点棒を貰うことになります。例えば下の図のように、Aさんが和了して12,000点獲得したとします。この場合、各プレイヤーがAさんに4,000点ずつ支払うといった具合に点棒のやり取りをするのです。

【プレイヤー同士で点棒のやり取りをする】

【プレイヤー同士で点棒のやり取りをする】

麻雀の得点は、常に他プレイヤーとの点棒のやり取りでしか発生しないため、どんなにゲームが進んでも基本的に4人のプレイヤーの合計点は常に一定となります。初期点が25,000点であれば、4人の合計点は常に100,000点になります。

和子
点棒のやり取りで得点が動くってところが重要なの!こうやって他の人と点数のやり取りをしていくところも、駆け引きが生まれるポイントかもね!

麻雀用語を覚えよう

点棒(テンボウ)詳細

得点を表すための、棒状の道具。

他家(ターチャ)

自分以外の、他のプレイヤーのこと。

 

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得点はどうやって決まる?

和了したときの得点を決める要素は、以下の4つになります。

得点を決める要素

  1. 親か子か
  2. ツモかロンか
  3. どの役で和了したか
  4. 牌の組み合わせ

親か、子か

親か子かによって、得点の扱いが異なります。基本的には、親は獲得できる得点が1.5倍になる代わり、支払う得点も増えてしまいます。

 

ツモか、ロンか

ツモ和了したかロン和了したかによっても得点の扱いが異なります。ツモ和了したときは、他家がそれぞれ支払い、ロン和了したときは、振り込んだプレイヤーが1人で支払いとなるのが基本です。

 

どの役で和了したか

どんな役で和了したかによって得られる得点が異なり、基本的には揃えるのが難しい役ほど高得点になります。また、複数の役の条件を満たすようなあがり方をした場合は、その分得点も加算していくのが基本です。

役で得られるポイントの単位を『翻(ハン)』と言い、たくさんの翻を得れば得るほど高得点につながります。

 

どんな牌の組み合わせで和了したか

同じ役であがった場合も、どの牌をもって和了したかによって得られる得点が異なります。

牌の組み合わせによって得られるポイントの単位を『符(フ)』といい、たくさんの符を得れば得るほど高得点につながります。

和子
同じ役を揃えても、細かい牌の組み合わせで得られる得点は変わっちゃうの!この煩雑さが麻雀の点数計算を難しくしてる要因かもね!

麻雀用語を覚えよう

ある局において、最初に番が回ってくるプレイヤーのこと。

親以外のプレイヤーのこと。

ツモ和了

ツモった牌が和了牌だったとき、そのままあがること。

ロン和了

他家が自分の和了牌を捨てたとき、その捨て牌を奪ってあがること。

振り込み、放銃(ホウジュウ)

他家の和了牌を捨ててしまい、ロンされること。動詞化して、『振り込む』『放銃する』などとも言う。

翻(ハン/ファン)

和了したとき、役に応じて得られるポイントのこと。得られた翻と符で点数計算を行う。

符(フ)

和了したとき、手牌の種類に応じて得られるポイントのこと。得られた翻と符で点数計算を行う。

 

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点数計算の流れ

【点数計算の基本の流れ】

【点数計算の基本の流れ】

①役:役の翻を数える

得点計算をする際には、まず和了したプレイヤーの役を確認します。役ごとに決められている『翻(ハン/ファン)』の数を数えましょう。

 

②ドラ:ドラの翻を数える

和了したときに、手牌に『ドラ』があるか確認します。ドラ1枚あたり1翻となりますので、先ほど数えた役の翻数に、ドラの翻数を足し合わせます。これで、翻の計算は完了です。

 

③符:符計算をする

和了したときの手牌の組み合わせから、『符(フ)』を計算します。

 

④点数計算:基本点を計算する

翻と符から、基本点を算出します。

 

⑤支払い:支払い得点の確認

基本点が算出できたら、支払い得点を確認します。親か子か、ツモかロンかによって支払うプレイヤーやその得点が決まります。

 

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まとめ

和子
今回は、麻雀の点数計算の基本を解説したよ!

POINT

  • 麻雀は、点数を競うゲーム
  • プレイヤー同士で点棒をやり取りする
  • 同じ役で和了しても、親か子か、ツモかロンか、どの牌で揃えたかで得点が異なる
了平
なんとなく、点数計算のイメージは掴めたよ!次回からはいよいよ具体的な計算方法を見てくんだね!

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