今回の記事では、麻雀の得点計算における親と子、ツモとロンでの得点の違いを解説していきます。
Contents
親と子、ツモとロンの違い
親なら、子の1.5倍
同じ和了の仕方をした場合でも、親なら子の1.5倍の得点を得られるのが原則です。逆に、親は子と比べて得点の支払額も増えてしまいます。
ツモ和了なら3人で、ロン和了なら1人で支払い
ツモ和了した場合は、和了できなかった3人のプレイヤーで分割して得点を支払いますが、ロン和了した場合は、振り込んだプレイヤーが1人で支払うことになります。
麻雀用語を覚えよう
和了(あがり/ホーラ)詳細
役を揃えて他家に公開すること。和了となると、得点を得られる。
親、子詳細
ある局において、最初に番が回ってくるプレイヤーのことを親、それ以外を子という。
ツモ和了
ツモった牌が和了牌だったとき、そのままあがること。
ロン和了
他家が自分の和了牌を捨てたとき、その捨て牌を奪ってあがること。
振り込み、放銃(ホウジュウ)
他家の和了牌を捨ててしまい、ロンされること。動詞化して、『振り込む』『放銃する』などとも言う。
基本点と、支払い方
基本点って?
麻雀で和了した場合、役と手牌の組み合わせから、『基本点』の計算を行います。例えば、基本点が800点となった場合、支払い方は以下のようになります。
親のツモ和了の場合
親のツモ和了の場合、3人の子はそれぞれ『基本点×2』の点数を支払うのが原則です。この場合、それぞれ1,600点ずつ支払うことになります。
子のツモ和了の場合
子のツモ和了の場合、親は『基本点×2』、和了できなかった2人の子はそれぞれ『基本点×1』の点数を支払うのが原則です。この場合、親は1,600点、子はそれぞれ800点ずつ支払うことになります。
親のロン和了の場合
親のロン和了の場合、振り込んだプレイヤーが『基本点×6』を支払うのが原則です。この場合、振り込んがプレイヤーが4,800点支払うことになります。
子のロン和了の場合
子のロン和了の場合、振り込んだプレイヤーが『基本点×4』を支払うのが原則です。この場合、振り込んがプレイヤーが3,200点支払うことになります。なお、振り込んだ人が親でも子でも、支払う得点は同じになります。
まとめ
- 親か子か、ツモとロンかで得点の計算が異なる
- 親なら、得点が1.5倍になる
- ツモ和了なら、3人で支払い、ロン和了なら振り込んだ人が1人で支払い