混全帯么九(チャンタ)

了平

今回も、麻雀の役の解説だね！

和子

麻雀の役の一つ、混全帯么九(チャンタ)について見ていくよ！

今回の記事では、麻雀の役の一つである混全帯么九(チャンタ)について解説していきます。

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混全帯么九(チャンタ)の基本形

混全帯么九(チャンタ)

2翻役食い下がり1翻

【混全帯么九(チャンタ)の和了例】

混全帯么九(チャンタ)は、すべてのアタマと面子がヤオチュウハイ(1・9の牌もしくは字牌)を含んでいると成立します。

門前であがると2翻、鳴いてあがると1翻つきます。

和子

『混全帯么九』は正式には『ホンチャンタイヤオチュウ』って読むの！略して『チャンタ』ね！

混全帯么九(チャンタ)の成立条件

混全帯么九(チャンタ)の条件は上記のようになります。以下でさらに詳しく条件を解説していきます。

アタマ1組、面子4組が揃えば和了！

混全帯么九(チャンタ)であがるには、手牌の中でアタマ(＝雀頭)1組、面子(メンツ)4組を揃える必要があります。

雀頭(ジャントウ)と面子(メンツ)

全てのアタマと面子が么九牌(ヤオチュウハイ)を含む

1・9の牌および字牌の総称を『么九牌(ヤオチュウハイ)』と言います。混全帯么九(チャンタ)であがるには、すべてのアタマと面子が么九牌(ヤオチュウハイ)を含んでいる必要があります。『123』や『789』の順子のように、面子の内に1枚でも么九牌(ヤオチュウハイ)が含まれていれば混全帯么九(チャンタ)の条件は満たされます。

【幺九牌(ヤオチュウハイ)】

鳴きOK！ポン、チー、カンは制限なし

混全帯么九(チャンタ)では、ポン、チー、カンなどの鳴きをしてもあがることができます。

ただし、鳴くと『食い下がり』と言って、あがった時の得点が下がってしまうので注意が必要です。門前であがると2翻、鳴いてあがると食い下がりで1翻に下がります。

【ポン、チー、カンに制限なし】

了平

鳴くと得点が下がっちゃうから注意が必要だね！

鳴きって？「ポン」「チー」「カン」のやり方

混全帯么九(チャンタ)の点数は？

麻雀の点数は、役ごとに決まっているわけではなく、手牌の組み合わせや和了の仕方など、様々な条件で決まります。

同じ混全帯么九(チャンタ)で和了した場合でも、そのほかの条件によって点数は変わっていきます。ただ、あくまで参考ですが、 メンゼンの混全帯么九(チャンタ)で和了すれば親なら3,000～4,500点程度、子なら2,000～3,000点程度、鳴くとその半分程度の点数となる場合が多いでしょう。

和子

詳しい点数計算については、以下の記事を参考にしてみてね！

点数計算の基本

チャンタ系の役

么九牌(ヤオチュウハイ)を使った役はいくつかあり、俗に『チャンタ系』などと呼ばれています。チャンタ系の役は、お互いに複合させずに得点計算を行うので注意が必要です。

混老頭(ホンロウトウ)

混老頭(ホンロウトウ)

2翻役鳴きOK

【混老頭(ホンロウトウ)の和了例】

混老頭(ホンロウトウ)は、ヤオチュウハイ(1・9の牌もしくは字牌)のみでアタマと面子を揃えると成立します。

鳴きに制限はなく、あがると2翻つきます。

混老頭(ホンロウトウ)を詳しく見る

和子

混老頭(ホンロウトウ)は、いわゆるチャンタの上位役ね！チャンタとは複合させないルールだから気をつけよう！

純全帯么九(ジュンチャン)

純全帯么九(ジュンチャン)

3翻役食い下がり2翻

【純全帯么九(ジュンチャン)の和了例】

純全帯么九(ジュンチャン)は、すべてのアタマと面子が老頭牌(1・9の牌)を含んでいると成立します。

門前であがると3翻、鳴いてあがると2翻つきます。

純全帯么九(ジュンチャン)を詳しく見る

了平

これもチャンタの上位役で、チャンタとは複合しないんだね！

清老頭(チンロウトウ)

清老頭(チンロウトウ)

役満鳴きOK

【清老頭(チンロウトウ)の和了例】

清老頭(チンロウトウ)は、老頭牌(1・9の牌)のみでアタマと面子を揃えると成立します。

鳴きに制限はなく、あがると役満です。

清老頭(チンロウトウ)を詳しく見る

和子

清老頭(チンロウトウ)が、チャンタ系最強の役ね！

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まとめ

和子

今回は混全帯么九(チャンタ)について解説したよ！

了平

1・9の牌や字牌は面子になりにくいから、揃えるのは簡単じゃなさそうだね！

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