今回の記事では、『起家マーク』について解説していきます。
Contents
起家マークって?
表に「東」、裏に「南」と書かれたブロックのようなもの
『起家マーク(チーチャマーク)』とは麻雀用具の一つで、表面に「東」、裏面に「南」と書かれたブロックのようなものです。
ゲームの進行具合がわかるように目印として使われる
起家マークは、麻雀のゲームの進行具合がわかるように、目印として使われます。あくまで目印なので、起家マークがなくても麻雀で遊ぶことは可能です。
起家マークの使い方
起家の席の右端に置いておく
麻雀で最初に親を務めるプレイヤーのことを、『起家(チーチャ)』と言います。起家マークはその名の通り、起家のプレイヤーの席の近くに目印として置いておきましょう。麻雀卓によっては起家マークの置き場が作られていますが、もし置き場がない場合は右端のあたりに置いておきます。
起家マークはゲームが進行して親が移っても、動かさないのが基本です。最初に親を務めた起家の席から動かさないようにしましょう。
東場では表、南場では裏を向ける
麻雀は、親を2巡させる『半荘(ハンチャン)』というルールで遊ばれるのが一般的で、親の1巡目を『東場(トンバ)』、親の2巡目を『南場(ナンバ)』と言います。東場では起家マークの東の面を、南場では起家マークの南の面を上に向けておくことで、ゲームの進行具合がわかります。
麻雀用語を覚えよう
親、子詳細
ある局において一番最初に番が回ってくるプレイヤーを親、それ以外を子という。
起家(チーチャ)詳細
最初に親を務めるプレイヤーのこと。
半荘(ハンチャン)詳細
麻雀の1ゲームの単位。親を2周させる。
東風(トンプウ)詳細
麻雀の1ゲームの単位。親を1周させる。
東場(トンバ)
親が1周目の状態のこと。
南場(ナンバ)
親が2周目の状態のこと。
補足
西入りしたときは?
半荘戦において、南場が終わった時点でも全員が30,000点以下だった場合、『西場(シャーバ)』に突入して延長戦に突入するルールがあります。また、このように西場に入ることを『西入(シャーニュウ)』と言います。
起家マークには西の面がないため、西入したときは各プレイヤーがしっかり西場であることを覚えておくようにしましょう。
まとめ
- 表面に「東」、裏面に「南」と書かれたマーク
- 起家の席に置いておく
- 東場では「東」の面、南場では「南」の面を上に向けておく