今回の記事では、萬子について解説していきます。
萬子って?
漢字の「萬」が書かれた1~9の麻雀牌
『萬子(マンズ)』は、麻雀牌の種類の一つで、漢字の「萬」と漢数字が書かれた牌のことです。お金の単位や量を示す言葉が由来とされています。
それぞれ一萬(イーワン)、二萬(リャンワン)、三萬(サンワン)、四萬(スーワン)、五萬(ウーワン)、六萬(ローワン)、七萬(チーワン)、八萬(パーワン)、九萬(キューワン)と呼びます。
9種類の萬子は、それぞれ4枚ずつをゲームに使います。
読み方は、マンズorワンズ
萬子は、「マンズ」もしくは「ワンズ」と読みます。また、それぞれの牌もイーワン、リャンワン…と呼ぶ場合と、イーマン、リャンマンと呼ぶ場合があります。
麻雀用語を覚えよう
萬子(マンズ)
漢字の「萬」が描かれた麻雀牌。
萬子、筒子、索子
1~9の数字を表す『数牌』
萬子のように、1~9の数字を示す麻雀牌のことを『数牌(シュウパイ)』と言います。
数牌は、萬子のほかに筒子と索子がある
数牌は、萬子のほかに『筒子(ピンズ)』と『索子(ソーズ)』があります。
補足
萬子の役は?
麻雀には様々な役がありますが、萬子でないと成立しない役はありません。どの役も、筒子や索子などの他の牌でも代用できるものばかりです。例えば、萬子だけで手牌を揃えても普通の清一色と同じ扱いになります。
なお、索子には『緑一色(リューイーソー)』という役満の役があり、筒子にはローカル―ルの扱いではありますが『大車輪』という役満の役があります。
ただ、一部のローカルルールでは『大数隣(ダイスウリン)』という役満が採用されることがあります。これは2~8の萬子を各2枚揃えると成立します。ただし、大数隣はローカルルールの中でもかなりマイナーなもので、採用されるケースはほぼないと考えてよいでしょう。
まとめ
- 萬子は、漢字の「萬」が書かれた麻雀牌
- 1~9まで9種類ある
- 9種類を各4枚ゲームに使う