今回の記事では、麻雀用語である配牌について解説していきます。
Contents
配牌って?意味は?読み方は?
配牌=ゲームの最初に、手牌を配ること
『配牌(ハイパイ)』とは、麻雀のゲームを始める前に各プレイヤーに手牌を配ることです。
手牌は基本的にはそれぞれ13枚になりますが、配牌では親に14枚、子に13枚配ります。これは、親の一番最初のツモを省略して先に配ってしまう意味があります。
配牌は、『ハイパイ』と読む
配牌は、『ハイパイ』と読みます。
配牌のやり方、進め方
配牌は、まず牌山を積むところから始まります。流れはざっくりと以下のようになります。
- 洗牌して牌山を積む
- サイコロで王牌を決める
- 各プレイヤーが手牌を取っていく
- ドラ表示牌をオープン
まずは洗牌して牌山を積む
まずは、麻雀牌をジャラジャラとよくシャッフルします。これを『洗牌(シーパイ)』と言います。洗牌が終わったら、各プレイヤーが自分の正面に2段×17枚の『牌山(パイヤマ)』を積み上げます。
サイコロを振って、王牌を決める
牌山が積みあがったら、親が2個のサイコロを振って『王牌(ワンパイ)』を決めます。王牌はゲームから除外する14枚の牌のことです。
親がサイコロを振って、親から反時計回りに出た目の分を数え、そのプレイヤーの前の牌山の右端から出た目の数だけ切り離します。そして、切り離したところから右に数えて2段×7枚=14枚の牌を王牌とします。
手牌の取り方は?4枚ずつ取って最後はチョンチョン
王牌を決めたら、各プレイヤーが手牌を取って配牌していきます。配る枚数は、親が14枚、子が13枚です。これは最初の親のツモを省略して、先に配ってしまうという意味があります。
配牌するときは、まずは各プレイヤーが2段×2枚の計4枚のブロックを一気に取っていきます。これを3巡すれば、各プレイヤーの手元にそれぞれ12枚の牌がいきわたることとなります。
最後は、親が2枚、子が1枚ずつ取れば配牌は完了です。ここで、親は1個飛ばしに上の段の牌を2枚取り、それから子が1枚ずつ取っていきます。この親が1個飛ばしに2枚取る行為は、「チョンチョン」などと表現することがあります。
ドラ表示牌をオープン
配牌が終わったら、王牌の左から3つ目、上段の牌をめくって公開しましょう。これが『ドラ表示牌』となります。ドラ表示牌は、王牌の前に座っているプレイヤーがめくるようにしましょう。
麻雀用語を覚えよう
洗牌(シーパイ)
麻雀牌をジャラジャラとシャッフルすること。
牌山(ハイヤマ)詳細
各プレイヤーの前に積まれた、2段×17枚の麻雀牌の山のこと。
王牌(ワンパイ)
ゲームから除外する14枚の牌のこと。ごく一部の例外を除いて、王牌が誰かの手牌の内に入ることはない。
チョンチョン
配牌のとき、親が最後に2枚の牌を1個飛ばしで取ること。
ドラ表示牌
ドラを示すための牌。
配牌の良い悪いって?
最初の手牌がバラバラだと、『悪い』
最初に配られた手牌がバラバラな状態のことを『配牌が悪い』と表現することがあります。配牌が悪いと、なかなか役が揃わないためゲームの進行が不利になるでしょう。
配牌オリって?
役が揃いそうにないため、あがることを諦めるプレイングのことを『降りる』と表現します。あまりに配牌が悪いと、配られていきなり降りてしまう場合があり、これを『配牌オリ』と言います。
麻雀用語を覚えよう
降りる
あがることを諦めるプレイングのこと。
配牌オリ
配牌があまりに悪いため、ゲーム開始でいきなり降りること。
まとめ
- 麻雀牌を配ることを配牌という
- 配牌は、親に14枚、子に13枚配る
- 配牌は、まず4ブロックごとに取っていき、最後に親が2枚、子が1枚取る