今回の記事では、麻雀用語の『ツモる』『ツモ』について解説していきます。
Contents
『ツモる』『ツモ』ってどういう意味?
牌山から牌を取ってくる行為が『ツモる』
麻雀は、各プレイヤーが順番に牌山から1枚牌を取って手牌に加え、その後手牌から1枚選んで捨てることを繰り返すことでゲームが進行します。
この牌山から麻雀牌を1枚取ってくる行為のことを動詞で『ツモる』もしくは名詞で『ツモ』と言います。
ツモった牌であがることが『ツモ』
先ほど、牌山から麻雀牌を1枚取ってくることを『ツモ』と説明しましたが、ツモった牌であがることを『ツモ』もしくは『ツモ和了(つもあがり)』と呼ぶ場合もあります。
単に『ツモ』と言ったときにどちらを指すのかは文脈によるところもあるので注意しましょう。
『ツモ』は漢字で『自摸』
ツモは漢字で『自摸』と書きます。『自摸る(ツモる)』のように動詞で使う場合もあります。
麻雀用語を覚えよう
手牌(てはい)詳細
自分の持っている13枚の麻雀牌。
牌山(ハイヤマ)詳細
2段×17枚の麻雀牌の山。プレイヤーがここから麻雀牌を引いて手牌に加えていくことでゲームが進行する。
ツモる
牌山から麻雀牌を1枚取って手牌に加える行為のこと。
ツモ和了
ツモった牌が和了牌だったとき、そのままあがること。
ツモの仕方、ツモ順は?
ツモの方法、やり方は?
ツモるときは、牌山にある牌を1枚取ります。ツモった牌はすぐには自分の手牌の中に入れて混ぜずに、横に置いておきます。
その後、捨てる牌を決めて捨て終わったら、先ほどツモった牌を手牌の中に混ぜましょう。
ツモる牌は時計回り順、ツモる人は反時計回り順
ツモるときは、牌山の牌を時計回りに取っていきます。逆に、プレイヤーの順番は反時計回りに回ってくるため、ツモる人の順番は反時計回りになります。ツモる牌と人は逆回りになると覚えておきましょう。
最初はどこからツモるの?最後はどこまでツモるの?
ゲームの最初にどこの牌からツモるかは、ゲームの最初にサイコロで決めます。
また、誰もあがることができずにゲームが進んだとしても、牌山が1枚もなくなるまでツモることはありません。絶対にツモってはいけない14枚の牌があり、この14枚の牌のことを『王牌(ワンパイ)』と言います。王牌の手前までツモったら、そこでゲーム終了となります。
詳しくは以下の記事を参考にしてみてください。
ポン、カンするとツモ順が変わる
ツモる人の順番は基本的には反時計回りに進みますが、『ポン』『カン』があった時だけ順番が変わります。
ポンもしくはカンが終わると、その右隣のプレイヤーの番に移ります。その後は通常通りで、そこから反時計回りに順番が移っていきます。
麻雀用語を覚えよう
王牌(ワンパイ)
ゲームから除外する14枚の牌のこと。ごく一部の例外を除いて、王牌が誰かの手牌の内に入ることはない。
ポン
他家の捨て牌を1枚奪って、刻子を作る行為のこと。
カン
槓子を作る行為のこと。
一般用語における『ツモ』
ラッキーを引き当てることを『ツモる』という
一般的に使われるスラングとして、ラッキーを引き当てるという意味で『ツモる』という言葉が使われることがあります。
例えば、「ソシャゲのガチャでほしいキャラをツモった」「パチスロで良い設定の台をツモった」などの使い方をします。
由来は麻雀用語の自摸(ツモ)
一般用語としての「ツモる」も、もちろん元は麻雀用語から来ています。麻雀で和了牌を引き当ててあがる『自摸(ツモ)』が由来です。
麻雀用語のツモが、パチスロ用語として使われるようになり、さらに他のゲームなどでも使われるようになりました。
まとめ
- 牌山から1枚取ってくることを『ツモ』という
- 和了牌をツモってあがることを単に『ツモ』ということもある
- ツモるときは、牌山の牌を時計回りに取っていく