今回の記事では、フリテンに関するルールを解説していきます。
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振聴(フリテン)って？フリテンになる条件は？
和了牌が捨て牌にある状態が振聴(フリテン)
聴牌(テンパイ)の状態でかつ、和了牌と同種の牌が既に自分の捨て牌にある状態のことを、『振聴(フリテン)』と言います。例えば下の図は和了牌が七萬になっていますが、すでに自分の捨て牌の中に七萬があるためフリテンとなります。
【フリテンの例】
リャンメン待ちの時でも、ひとつでも捨て牌にあればフリテン
麻雀では、複数の牌が和了牌になる場合も少なくありません。例えば、下の図では六萬と九萬の2種類が和了牌で、このような状態を『リャンメン待ち』と言います。
リャンメン待ちのように和了牌が複数あるときも、和了牌の内のどれらか一つでも捨て牌にあればフリテンとなります。
【フリテンの例2】
鳴かれた牌も、捨て牌に含まれる
他家に鳴かれた牌も捨て牌に含まれるので注意しましょう。例えば、下の図では河には和了牌である七萬はありませんが、右隣のプレイヤーが七萬をチーしています。この状態もフリテンとなります。
【鳴かれた牌も捨て牌に含む】
麻雀用語を覚えよう
聴牌(テンパイ)詳細
あと1枚あれば上がれる状態のこと。
和了牌、待ち牌詳細
聴牌の時、和了に必要な最後の1枚の牌のこと。
捨て牌詳細
手牌から捨てられた牌のこと。麻雀では、1枚ツモって1枚捨て牌にしていくことを繰り返すことでゲームが進んでいく。
振聴(フリテン)詳細
和了牌がすでに自分の捨て牌の中にある状態のこと。
両面待ち(リャンメンまち)
手牌の中に数字が連続する2枚の牌の組み合わせがあり、その牌の両隣の牌が和了牌となっている状態のこと。
鳴き、副露(フーロ)詳細
他家の捨て牌を奪って面子を作る行為のこと。
他家(ターチャ)詳細
自分以外の、他のプレイヤーのこと。
河(かわ、ホー)詳細
手牌から麻雀牌を捨てる場所のこと。
チー詳細
他家の捨て牌を1枚奪って、順子を作る行為のこと。
フリテン時はロンであがれない
フリテン時はロン和了はできないが、ツモ和了はできる
フリテンの状態では、ロン和了ができません。一度捨てた牌でやっぱりあがるということはできないのです。ただし、ツモ和了であれば可能です。
【フリテン時の和了】
フリテン時ならどの牌でもロン和了できない
フリテン時は、仮に自分の捨て牌にない牌でもロン和了できません。例えば、六萬と九萬が和了牌だとして、自分の捨て牌に六萬があるとします。この時はフリテン状態となるため、九萬でのロン和了もできないのです。
【フリテン時はどの牌もロンできない】
フリテン時のロン和了はチョンボに
フリテン時に「ロン！」と宣言してしまうと『チョンボ』というルール違反になってしまいます。麻雀初心者の内はついうっかりやってしまいがちなので注意しましょう。チョンボになると、他のプレイヤーに罰金として点棒を配るのが一般的です。
麻雀用語を覚えよう
チョンボ
麻雀におけるルール違反のこと。
まとめ
- フリテンとは、和了牌をすでに捨てている状態のこと
- フリテンの状態では、ロン和了できない
- フリテンの状態でも、ツモ和了はできる
