麻雀の基本ルール

カンって?4枚の刻子をつくる

投稿日: 05/06/2021 更新日:

キャラクターイラスト:さゆ吉様, 麻雀牌等の素材イラスト:Ella_why様

了平
前回は、鳴きのやり方を覚えよ!ポンで刻子、チーで順子を作れるんだったね!
和子
前回、少しだけ槓子について話したよね?今回はその槓子について詳しく解説していくよ!

今回の記事では、槓子(カンツ)の作り方や、カンについて解説していきます。

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槓子(カンツ)は4枚の刻子(コーツ)

刻子は、同じ種類の牌3つでの面子

刻子(コーツ)』は、『面子(メンツ)』の1種で、全く同じ種類の麻雀牌3枚の組み合わせになります。

【刻子の例】

【刻子の例】

和子
麻雀では、雀頭を1組、面子を4組作るのを目指すんだったね!

 

槓子(カンツ)は同種の牌4枚のセット、面子(メンツ)として扱う

槓子(カンツ)』とは、全く同じ種類の麻雀牌4枚の組み合わせで、刻子の1種として扱います。4枚組になりますが、3枚組の面子と同じ扱いとなるのです。

また、槓子を作るには、『カン』をする必要があります。

【槓子の例】

【槓子の例】

了平
刻子の4枚バージョンってことか……。麻雀牌は同じ牌は4枚ずつしか入ってないから、作るのが難しそうだね…

麻雀用語を覚えよう

面子(メンツ)詳細

役を作るために必要な、3枚1組の麻雀牌の組み合わせのこと。上がるためには面子が4つ必要になる。

刻子(コーツ)詳細

面子の一種。種類も数字も全く同じ3枚の麻雀牌の組み合わせのこと。

槓子(カンツ)詳細

全く同じ種類の麻雀牌4枚の組み合わせのこと。4枚組だが面子として扱う。

カン詳細

槓子を作る行為のこと。

 

槓子の種類といろいろなカン

カンには、『暗槓(アンカン)』『大明槓(ダイミンカン)』『小明槓(ショウミンカン)』の3種類があります。

暗槓:手牌からカンツをつくる

暗槓(アンカン)』は、手牌の4枚を槓子にする手順のことです。以下の条件を満たしたときに暗槓ができます。

暗槓の条件

  1. 自分の番であること(槓子にしたい牌をツモった直後のタイミングでなくともよい)
  2. 手牌の中に、全く同じ種類の麻雀牌が4枚あること

暗槓するときは、「カン!」と発言し、作りたい槓子を他家に公開します。

【暗槓のイメージ】

【暗槓のイメージ】

作った槓子は、端2枚もしくは真ん中2枚を裏向きにして、麻雀卓手前右端に置いておきます。槓子は一部を裏に向けて晒すことになるので、一度ほかのプレイヤーに牌の表側をきちんと見せて不正がないことを示しましょう。

一度作った槓子は、そのあと捨て牌にすることはできません。

【暗槓の晒し方】

【暗槓の晒し方】

和子
暗槓するタイミングは、カンする牌をツモった直後でなくともOKなの!いつでも暗槓できる状態にしておいて、様子を見ておくのも戦略ね!

 

大明槓:他人の捨て牌を奪ってカンツをつくる

大明槓(ダイミンカン)』は、手牌の中に既に刻子ができているときに、もう1枚を他家の捨て牌から奪って槓子を作る手順のことです。以下の条件を満たしたときに大明槓ができます。

大明槓の条件

  1. 自分の手牌の中に、既に刻子ができていること(ポンした刻子からは、大明槓はできない)
  2. 手牌の中の刻子と同種の牌を、他家が捨てたタイミングであること

大明槓するときは、他家が牌を捨てたタイミングで「カン!」と発言します。その後、他家の捨て牌をもらい、手牌の3枚と組み合わせて槓子を作り公開します。

【大明槓のイメージ】

【大明槓のイメージ】

作った槓子は、誰の捨て牌を奪ったのか分かるように、1枚を横向きにします。右隣のプレイヤーから奪ったときは右端の牌を、左隣のプレイヤーから奪ったときは左端の牌を、正面のプレイヤーから奪ったときは真ん中2枚のうちどちらかの牌を横向きにし、麻雀卓手前右端に置いておきます。

一度作った槓子は、そのあと捨て牌にすることはできません。

また、大明槓をした後は、右隣のプレイヤーの番になります。

【大明槓の晒し方】

【大明槓の晒し方】

和子
大明槓は、いわゆる『副露、鳴き』の1種になるの!

 

小明槓:ポンした牌をカンツにする

小明槓(ショウミンカン)』は、既にポンで作った刻子に、後で手牌からもう1枚加えて槓子を作る手順のことです。以下の条件を満たしたときに小明槓ができます。

大明槓の条件

  1. ポンで作った刻子があること
  2. ポンで作った刻子と同種の牌が手牌にあること(ツモった直後のタイミングでなくともよい)

小明槓をするときは、「カン!」と発言します。その後、ポンで作った刻子に1枚加えて槓子を作ります。

【小明槓のイメージ】

【小明槓のイメージ】

このとき、ポンした牌の内1枚が既に横向きになっているはずなので、その牌の奥に重ねて横向きにして牌を足しましょう。なお、小明槓は刻子に後から加えて作るカンなので、『加槓(カカン)』とも呼ばれています。

一度作った槓子は、そのあと捨て牌にすることはできません。

【小明槓を晒す時は、ポンした牌の上に】

【小明槓を晒す時は、ポンした牌の上に】

了平
小明槓も、暗槓と同じでカンする牌をツモった直後じゃなくてもできるんだね!

麻雀用語を覚えよう

暗槓(アンカン)詳細

自分の手牌の中から同種の麻雀牌4枚を公開し、槓子を作る手順のこと。

手牌(てはい)詳細

自分の持っている13枚の麻雀牌。

ツモる詳細

牌山から麻雀牌を1枚とって手牌に加える行為。

他家(ターチャ)詳細

自分以外の、他のプレイヤーのこと。

捨て牌詳細

手牌から捨てられた牌のこと。麻雀では、1枚ツモって1枚捨て牌にしていくことを繰り返すことでゲームが進んでいく。

大明槓(ダイミンカン)詳細

他家の捨て牌を奪い、自分の手牌の中の刻子と組み合わせて槓子を作る手順のこと。副露、鳴きの一種となる。

鳴き、副露(フーロ)詳細

他家の捨て牌を奪って面子を作る行為のこと。

小明槓(ショウミンカン)詳細

既にポンで作った刻子に、手牌から1枚加えて槓子を作る手順のこと。加槓(カカン)ともいう。

ポン詳細

他家の捨て牌を1枚奪って、刻子を作る行為のこと。

 

 

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カンをした後は、足りなくなった分1枚ツモる

4枚で面子を作るので、1枚足りなくなる

槓子は4枚組の組み合わせですが、3枚組の面子と同じ扱いをします。そのため槓子を作ると手牌が1枚足りなくなってしまいます。そのため、カンをしたときは以下のような手順で帳尻を合わせます。

カンの手順

  1. カンをする
  2. 王牌(ワンパイ)から嶺上牌(リンシャンハイ)をツモって手牌を補充
  3. 海底牌(ハイテイハイ)から王牌を補充
  4. 手牌から1枚捨てる
  5. ドラ表示牌を1枚追加でオープン
  6. 次のプレイヤーへ
和子
カンの手順は意外と複雑なの!カンは必ずしも覚えてなくても麻雀で遊ぶことはできるから、慣れるまでは飛ばしておいてもOKね!
了平
スマホアプリみたいな麻雀ゲームなら、この辺の複雑な手順を勝手にやってくれるから楽ちんだね!

 

王牌から嶺上牌(リンシャンハイ)をツモって、1枚減った分を補充

槓子を作った後は、手牌が1枚足りなくなるためその分をツモって補充します。カンの後のツモは、通常の手順とは異なり『嶺上牌(リンシャンハイ)』と呼ばれる牌からツモります。嶺上牌とは、王牌の左4つの牌のことで、ここの牌を左上から順に使っていきます。

【★の嶺上牌からツモる】

【★の嶺上牌からツモる】

嶺上牌を1枚ツモることで、カンで減った分の手牌を補充できたということになります。

了平
えーと、王牌ってのはゲームから除外する14枚の牌だったよね!
和子
そうね!カンをしたタイミングだけ例外的に、王牌の一部を手牌に加えることができるの!王牌の決め方については以下の記事を参考にしてみてね!

 

王牌を、海底牌(ハイテイハイ)から1枚補充する

嶺上牌をツモると、王牌が1枚減ることになります。そのため今度は王牌を1枚補充します。

牌山の中から、一番最後にツモられる奥の牌を取ってきて、王牌の後ろにくっつけましょう。この牌山の一番奥の牌のことを、『海底牌(ハイテイハイ)』といいます。

【海底牌から王牌を補充】

【海底牌から王牌を補充】

 

手牌から捨て牌する

カンをしたプレイヤーは、まだ自分の番の捨て牌をしていないはずなので、このタイミングで捨て牌をします。

 

槓ドラ!ドラ表示牌をさらに1枚オープン

ここまで終わったら、ドラ表示牌をさらに1枚オープンします。もともとドラ表示牌となっていた牌の右隣を表に向けましょう。このように、カンをした後は1枚ドラが増えるのです。カンで新たにオープンされたドラ表示牌のことを『槓ドラ』と言います。

【★の牌が2枚目のドラ表示牌に】

【★の牌が2枚目のドラ表示牌に】

【カンの後のツモが終わった状態】

【カンの後のツモが終わった状態】

了平
ドラを持ってる状態であがると得点にボーナスがつくんだったよね!
和子
暗槓の時は捨て牌する前に槓ドラをめくる、大明槓と小明槓の時は捨て牌してから槓ドラをめくるっていう違いがあるの!ただ、初心者の内は細かいことは気にしなくてもOKよ!

麻雀用語を覚えよう

王牌(ワンパイ)詳細

ゲームから除外する14枚の牌のこと。ごく一部の例外を除いて、王牌が誰かの手牌の内に入ることはない。

嶺上牌(リンシャンハイ)詳細

王牌のうち、ドラ表示牌より左側にある4枚の牌のこと。

海底牌(ハイテイハイ)詳細

牌山の中にある牌うち、最後にツモられる牌のこと。

槓ドラ詳細

カンをしたときに追加される新たにオープンされるドラ表示牌のこと。

補足

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嶺上牌を使い切ったら?

嶺上牌は4枚しかありません。そのため、1回のゲームで4回カンが発生すると嶺上牌が残り0枚になってしまいます。そのため、4回カンが発生して嶺上牌がなくなった時点で、流局にしてしまうというのが一般的なルールで、『四槓流れ』と呼ばれています。

ただし、一人のプレイヤーだけで4回カンすることは認められています。

この場合、5回目のカンが発生するとツモる牌が足りなくなりますが、『5回目のカンで流局』『5回目のカンは禁止』など様々なルールはあります。

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まとめ

和子
今回はカンの手順を解説したよ!

POINT

  • 槓子は、同種の牌4枚の面子。カンをして作る
  • 暗カン :手牌から槓子を作る
  • 大明カン:他人の捨て牌から槓子を作る
  • 小明カン:ポンした刻子を槓子にする
  • カンした後は嶺上牌からツモって、槓ドラをオープン
了平
カンは、ポンやチーと比べてかなり複雑だね…

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