今回の記事では、麻雀の役の一つである断么九(タンヤオ)について解説していきます。
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断么九(タンヤオ)の基本形
断么九(タンヤオ)
1翻役鳴きOK
断么九(タンヤオ)は、2~8の数牌のみであがると成立します。
鳴きに制限はなく、あがると1翻がつきます。
断么九(タンヤオ)の成立条件
- アタマ1組、面子4組揃えば和了
- 2~8の数牌のみで揃えること
- 鳴き(ポン、チー、カン)は制限なし
タンヤオの条件は上記のようになります。以下でさらに詳しく条件を解説していきます。
アタマ1組、面子4組が揃えば和了!
タンヤオであがるには、手牌の中でアタマ(=雀頭)1組、面子4組を揃える必要があります。
2~8の数牌のみであがる
タンヤオであがるには、2~8の数牌のみであがる必要があります。
なお、2~8の数牌の総称を『中張牌(チュンチャンパイ)』と言い、逆に中張牌を除いた1,9の数牌および字牌の総称を『么九牌(ヤオチューパイ)』と言います。タンヤオは、么九牌を断ってあがる役のため、断么九(タンヤオチュー)、略してタンヤオというわけです。
鳴きOK!ポン、チー、カンは制限なし
タンヤオでは、鳴きに制限はありません。ポン、チー、カンは自由にできます。
- アタマ1組、面子4組揃えば和了
- 2~8の数牌のみで揃えること
- 鳴き(ポン、チー、カン)は制限なし
麻雀用語を覚えよう
数牌(シュウパイ)詳細
1~9の数を表す牌。
字牌(ツーパイ)詳細
漢字だけが書かれた牌。
中張牌(チュンチャンパイ)
数牌の内、2~8の牌のこと。
么九牌(ヤオチュウハイ)
1・9の牌と字牌の総称。
鳴き、副露(フーロ)
他家の捨て牌を奪って自分の手牌に加える行為のこと。
タンヤオの点数は?
麻雀の点数は、役ごとに決まっているわけではなく、手牌の組み合わせや和了の仕方など、様々な条件で決まります。
同じタンヤオで和了した場合でも、そのほかの条件によって点数は変わっていきます。ただ、あくまで参考ですが、親なら1,500~2,500点程度、子なら1,000~1,500点程度となる場合が多いでしょう。
タンヤオと複合しやすい役、相性のいい役
立直(リーチ)
1翻役メンゼン役(鳴き不可)
立直(リーチ)は、テンパイになった時に「リーチ!」と宣言し、1000点棒を場に出すことで成立する役です。牌の組み合わせに制限はありません。
メンゼン役で、あがると1翻がつきます。
平和(ピンフ)
1翻役メンゼン役(鳴き不可)
平和(ピンフ)は、面子がすべて順子でかつ、アタマが役牌(三元牌、場風牌、自風牌)以外でかつ、両面待ちであがったときに成立します。
メンゼン役で、あがると1翻がつきます。
一盃口(イーペーコー)
七対子(チートイツ)
対々和(トイトイ)
清一色(チンイツ)
まとめ
- 1翻役、鳴き制限なし
- 2~8の数牌のみで揃えること